愛犬に与える食事のほとんどはドッグフードですね。
ドッグフードもいろいろな種類があり、どれにしようかと迷ってしまうことも少なくないのではないのでしょうか?
なかにはドッグフードを求めて、様々なお店をハシゴをする飼い主さんもいるかもしれませんね。
ある時、「あれ、ドッグフードをあまり食べてないなぁ~。
美味しいと感じなくなったのかな?
口に合わなくなってしまったのかな?
別のドッグフードを探さなきゃ」なんて、思いあたるフシのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。
ワンちゃんにも好みがありますから、愛犬にお気に入りのドッグフードを探すことは決して珍しいことではないですね。
だけど、今まで与えていたドッグフードをあまり食べなくなったときには、どのように対応すればいいのか、我が家の失敗談も交えてお話しますね。
ドッグフードに混ぜ物をプラスした結末は……(失敗談)
よくありがちなのが、こんな対応ですね。
「やっぱりドッグフードだけじゃ味気ないだろうなぁ。飽きちゃったんだよなぁ~。それならちょっとだけお肉を混ぜてあげてみようかな」なんて、
親心のような気持ちで、愛犬に接してしまいますね。
確かに“贅沢”な素材を混ぜれば、ワンちゃんの食欲は増大します。
鶏肉や魚、ハムやチーズなどを混ぜたドッグフードは、ドッグフード単品と比べて格別に味や香りがアップしますから、ワンちゃんは大喜びですね♪
ましてや、それを見る飼い主も「ほんと、あんなに喜んで食べている。お肉を混ぜて良かったぁ」と嬉しくなりますよね。
でも、問題はその後にやってきます。
犬の記憶力はバツグンに優れています。
迷子になった犬が自分の力で我が家に帰ってきたという話を聞いたことがあると思います。
五感を上手に使って記憶を辿るわけですね。
食べ物についてもそれが発揮されます。
記憶の中に“あの味”は忘れないゾ、となるわけですね。
さらに、あの味を味わうための方法まで学習してしまうので、こんな時には本当に賢さはピカイチですね^^;
「このエサを食べたら、あの味を味わえない。ここはしばらく食べないでいよう~」と、与えられたエサを前にじっと我慢しているのですね。
飼い主はこの“策略”に、はまっていくのです。
私自身もはまってしまいました^^;
その結果、最初は少しだった贅沢な素材の混ぜ物がどんどん多くなっていきます。
そうすると、犬は肉やハムだけを食べて、ドッグフードを残してしまうといった食べ方をするようになるのですね。
我が家でも経験がありますが、ドッグフードだけでは食べなくなったので、ささみを練りこんだ物と混ぜて与えました。
しばらくすると食べなくなってきたので、さらに鶏肉を使ったふりかけを掛けるようにしました。
すると、ふりかけしか食べなくなり、ドッグフードには口をつけることもしなくなりました。
ドッグフードを食べさせるのが目的だった混ぜ物、ふりかけが主役となり、ドッグフードが脇役に押しやられ、そのうち見向きもされなくなっていきました。
また、体重も増え、やや肥満気味になってしまいましたね。
ドッグフードが口に合わなくなったときの対応
自然とお腹が空いたときにドッグフードを与える
ドッグフードがワンちゃんの口に合わなくなったときに、もっと画期的な対処方法を期待された方が多いと思うのですが…
「なんだぁ~」と思われた方が多いのではないでしょうか?
そうですよね。「ワンちゃんが好きなものなら、それでもいいんじゃないかな。なにもドッグフードに拘らなくても…」
だけど、そう考えるのはちょっと待ってくださいね。
ドッグフードは犬にとって栄養バランスや必要な成分が摂取できるように作られています。
また、犬の成長や健康にも十分に配慮されており、これ以上にバランスの取れたエサはないといっても過言ではないでしょう。
ドッグフードの優れた点は、炭水化物、タンパク質、カルシウム、脂肪などの栄養分が過不足なく、バランスよく配合されているところです。
さらに、年齢に応じて、幼犬用、成犬用、老犬用などの種類に分けられ、豊富にあるところも便利なところですね。
ドッグフードを使えば、エサに関する健康上の問題は起こらないといってもいいでしょう。
好きなものを与えるというよりも、ベースはあくまでもドッグフードにおいた方がいいのではないでしょうか。
ワンちゃんに健康上の問題が起こっていない限り、お腹がすいてくると自然と食欲がわいてくるものですね。
“食べたくなったときにドッグフードを与える”というふうに考えておけばいいんじゃないでしょうかね。
ドッグフードの種類は何を選んでもいいですが、安売り商品は敬遠したほうが無難だと思います。
私の経験上、スーパーなどで目玉商品として売られていた廉価な商品を買ったのですが、素材がよくなかったのでしょうか、便が緩くなり固まりにくくなった記憶があります。
なにも超高級品にする必要はありませんが、標準レベルのドッグフードを選ぶようにするのがおすすめですね。
ドッグフードの種類を変えてみる
ワンちゃんの食欲があまり良くない場合には、ドッグフードの種類を変えてみるのも、ひとつの方法かもしれませんね。
ドッグフードの種類を変えるときには、一度に全て新しいものを与えると食べしぶることがあります。
我が家でも食べしぶったことがありました。
ですから、3分の2は今までのものにし、3分の1だけ新しいものを混ぜるというふうに、段階的に変えるのがポイントですね。
新しいものを半分、3分の2と増やしていけば、ワンちゃんも抵抗なく変化を受け入れ慣れていきますよ。
どうしてもという場合には、また別の種類のドッグフードに変えて試してみることで、愛犬にお気に入りのドッグフードが見つかると思いますよ。
ドッグフードが口に合わないときの対処方法のまとめ
愛犬にドッグフードを与えたとき、口に合わなくなった場合の対処方法について、失敗談も交えてお話しました。
ワンちゃん自身、体の状態が悪くなければ、お腹が空くと自然にドッグフードを食べるようになりますよ。
また、どうしても食欲がない場合には、少しバラエティも考慮して、バランスの取れた別の種類のドッグフードを与えてみてもいいのではないでしょうか。
家族同然のワンちゃんだからこそ、体に良い栄養価のある食事(ドッグフード)を主に与えてあげてくださいね♪
愛する可愛いワンちゃんのためでもありますよね^^